アップルスペシャルイベント、Kindle 予約開始、Podcast の更新履歴をメモに追加するアップルスクリプト

Appleは、10月23日午前10時 (日本時間10月24日午前2時)、サンノゼのカルフォルニアシアターで、スペシャルイベント「We’ve got a little more to show you.」を開催しました。

Apple スペシャルイベントのストリーミングは

アップル - イベント - Apple Special Event 2012年10月
http://www.apple.com/jp/apple-events/october-2012/

で見れます。Podcast

Apple Keynotes
http://itunes.apple.com/jp/podcast/apple-keynotes/id275834665
Apple Keynotes (HD)
http://itunes.apple.com/jp/podcast/apple-keynotes-hd/id470664050
Apple Keynotes (1080p)
http://itunes.apple.com/jp/podcast/apple-keynotes-1080p/id509310064

で公開されています。

発表されたおおまかな内容は、

iPad mini

1024 x 768ピクセルの7.9インチ液晶ディスプレイ
A5プロセッサ
FaceTime HD
500万画素 iSight カメラ
Lightning コネクタ
iPad mini with Wi-Fiは、日本を含めた各国で10月26日から予約受付が開始され、11月2日午前8時から販売が開始されます。iPad mini with Wi-Fi + Cellularモデルは11月下旬から販売が開始されます。

iPad (4th generation)

A6X プロセッサを搭載
Lightning コネクタ
iPad (4th generation) with Wi-Fiは、10月26日から予約受付が開始され、11月2日午前8時から販売が開始されます。iPad (4th generation) with Wi-Fi + Cellularは11月下旬から販売が開始されます。なお、ソフトバンクモバイル、KDDI で販売されます。

iMac (Late 2012)

最も薄い部分が5mm
光学ドライブ廃止
USB 3ポート x4
Thunderbolt ポート x2
GigaEthernet
SDXCカードスロット
また、iMac (27-inch, Late 2012)は、SSDとHDによるハイブリッドドライブ「Fusion Drive」を搭載しています。

MacBook Pro (13-inch Retina Late 2012)

2560x1600ピクセル数のRetinaディスプレイを搭載
GPUIntel HD Graphics 4000のみ

Mac mini (Late 2012)

USB3.0 ポートを搭載
C.T.O.で、Core i7/2.6GHz 変更可能
メモリ最大16GB RAMまで増設
1TB Fusion Driveを選択可能

○ iBooks 3.0

iCloudで現在表示しているページを同期可能
新たに韓国語や日本語をサポートし、日本語では縦書き表示に対応しています。

です。

また、2012年10月24日から Amazon.co.jp で、Kindle の予約販売も始まりました。Kindle Store は、11月25日にオープンしました。早速、Kindle Fire HD 16GB を予約しました。

ところで、毎日 iTunes でダウンロードした PodcastiPod touch で聞いています。購読している Podcast が多いので、iTunes

✓次のルールに一致:
ジャンル      が      Podcast    を含む
✓上限 50 項目      選択方法  最後に追加した項目
✓ライブアップデート

上図のような、スマートプレイリスト ‘Last Podcast‘ を作成し、Podcast を聞きたくなったら、このプレイリストで更新された Podcast を確認していました。

ところが、iOS 6 にアップデートすると iPod touch 上の ‘ミュージック’ アプリで、上のスマートリスト ‘Last Podcast‘ の中身が空になってしまいました。

また、PodcastPodcast という名前のアプリで聞くようになってしまい、ミュージックで Podcast が表示されません。(ただし、同期するように設定したプレイリストの Podcast は、Podcast という名前のアプリ内の購読している Podcast にそれぞれ振り分けられます。)

何とか、プレイリスト ‘Last Podcast‘ の中身を確認できないかと考え、アップルスクリプトで iTunes のプレイリスト ‘Last Podcast‘ の名前、追加日、アーティストをそれぞれ OS X Mountain Lion のメモに新規追加するプログラムを作ってみました。

追加されたメモは iCloud 上にあるので、無線のある環境なら iPod touch で、どこからでもアクセスすることができます。

折角、作ったので公開してみることにしました。良かったら、使ってみてください。

Podcast の更新履歴をメモに追加するアップルスクリプト( Podcast.zip )
http://kyoshiaki.sakura.ne.jp/osx/Sample/Podcast.zip

私自身、アップルスクリプトについては詳しくないので、稚拙なプログラムです。時間があったら、拙作 YKBookmarks [ http://kyoshiaki.sakura.ne.jp/osx/tiger.html#ykbo2 ] のように NSAppleScript、NSAppleEventDescriptor を使って Cocoa アプリケーションとして作り直してみたいですね。

AppleScript にも、興味が湧いたので

Learn AppleScript

Learn AppleScript

Learn AppleScrip (Kindle版) (asin:1430222387) を購入してみました。

libqrencode を使用したサンプル QR コード作成ツール QRURL と静的ライブラリ libqrencode.a を公開。

OS X Mountain Lion が 7月25日(米国時間)に発売されました。最初のダウンロードは混むので、一日置いてから Mac App Store でダウンロードしました。何の問題もなく OS X Lion から OS X Mountain Lion アップデートできました。後、念のためクリーンインストールしようか、悩んでいます。

また、北米版プチコンmkII : Petit Computer が 2012年7月19日に発売されました。

Nintendo.com – Petit Computer – Game Info
http://www.nintendo.com/games/detail/_YpH-64pY4G4_tAy1wrKVecHp4pmWSzw
Top Page - Petit Computer
http://www.petitcomputer.com/
スマイルブーム.com
http://smileboom.com/blog/

上のブログによると QR コードも共通仕様なので、プチコンmkII 版のプログラムは、北米版 Petit Computer で遊べるみたいです。(一部、TALK 文などが対応していません。) 私の公開しているプログラムも英語の解説を付けたいのですが、英語が苦手なので無理ですね。ホームページのアクセス解析によると海外のアクセス数が増加しています。また、拙作プチコンmkII 版マインスイーパのリンクを紹介した海外サイトもあります。

話は変わって、以前から QR コードの作成プログラムに興味がありました。

ニンテンドーDSi ウェア ‘プチコンmkII’ は、ホームページ上で SDカードに保存したファイルを QR コード変換ツールを使って QR コードに変換します。

QR コード変換ツールを

PTCUtilities v0.7.3: ROBOMIC(ブログ)
http://micono.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/ptcutilities--5.html
PTCUtilites
http://micutil.com/ptcutilities/top.html

上記 URL で公開した人がいます。

Mac 版と Windows 版が作成されていたので、どんなツールで作成されていたのか興味がありました。

実行ファイル PTCUtilities をマウスで右クリック、パッケージの内容を表示を選ぶと

PTCUtilitiesMac/PTCUtilities.app/Contents/MacOS/rbframework.dylib
PTCUtilitiesMac/PTCUtilities.app/Contents/Frameworks/MBS Real Studio Cocoa Plugin.rbx_16.dylib

と表示されます。rb の接頭語から、私が Mac OS 9 時代に使用していた REALbasic を思い出しました。Wikipedia で検索してみると

REALbasic - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/REALbasic
REALbasicの現状

今は REAL Studio という名称になって発売されているようです。

QR コード作成ツールを作ってみたいと思い、QR コードのライブラリを Google で検索してみました。

libqrencode
http://fukuchi.org/works/qrencode/index.html.ja

上記 URL で公開されている C のライブラリが良さそうです。開発環境をなるべくデフォルトの状態にしたいので、ライブラリのビルドは、Parallels DesktopOS X Lion 上でおこないました。

上記 URL から、ファイル qrencode-3.3.1.tar.gz をダウンロードし、ダブルクリックすると qrencode-3.3.1 という名前のフォルダが作成されます。ターミナルでそのフォルダに移動し、./configure を実行すると pkg-config のバージョンが古いというエラーが出ます。

それで Homebrew を使って

brew install pkg-config

最新の pkg-config をインストールしました。

./configure
make

で問題なくビルドに成功しました。しかし、静的ライブラリ libqrencode.a を作ってくれません。また、ビルドして作成される実行ファイル qrencode は、png ライブラリを使用しています。しかし、libqrencode ライブラリ自体は、どのライブラリにも依存していませんでした。

それで Xcode で無理やり、静的ライブラリを作成することにしました。png ライブラリを使用している qrenc.c 以外の拡張子が C のファイルと config.h 含むヘッダファイルをプロジェクトに追加し、C のファイルのヘッダ読み込み

#if HAVE_CONFIG_H
# include "config.h"
#endif

の箇所から

#if HAVE_CONFIG_H
#endif

を削除し、ビルドしてみました。警告が表示されますが、ビルドに成功しました。

簡単な QR コード作成ツール QRURL と静的ライブラリ libqrencode.a を一緒に公開します。

QRURL
libqrencode.a
http://kyoshiaki.sakura.ne.jp/osx/Sample/qrcode.zip

ここで、振り出しに戻るのですが、

リンク集 - プチコンまとめWiki
http://wiki.hosiken.jp/petc/?Link
PTC2QR

上記 URL で Ruby のソース付きQR コード変換ツール PTC2QR が公開されています。

ocra-1.2.0 Documentation
http://ocra.rubyforge.org/

初めて知ったのですが、Ruby のソースファイルから Windows 実行ファイルを作るプログラム (ocra 上記 URL 参照) があるんですね!

PTC2QR のソースを Ruby から Objective-C に書き換えてみました。何とか動作するものができました。著作権上、公開は無理なので、スクリーンショットだけ載せておきます。

ニンテンドーDSi/DSi LL/3DS の DSi ウェア 'プチコンmkII' 上で動作する Neko version 1.0.0 の QR コード公開

ニンテンドーDSi/DSi LL/3DSDSi ウェア ‘プチコンmkII’ 上で動作する Neko version 1.0.0 の QR コードを下記 URL

プチコンmkII 版 Neko Version 1.0.0
http://kyoshiaki.sakura.ne.jp/osx/petitcom.html#neko100

で公開します。

いろいろな OS に移植されている Neko

Neko (ソフトウェア) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Neko_(%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2)

を ‘プチコンmkII’ 上で動作するようにプログラミングしたものです。

簡単に言うとペンでタッチした方向に、猫が駆け回るプログラムです。

画像データは、Zaurus の BASIC ‘9B’ 上で動作する拙作 Neko Ver 1.0 のデータを

DSPCBMP_153
プチコン MkII プログラム
http://www.aogondo.net/PetitCom/

DSPCBMP を使って CHR データに変換しました。このプログラムがなければ、こんなに簡単に移植できなかったと思います。

また、

UX_CHRED
プチコンmkII うpろだ | uploader.jp
http://ux.getuploader.com/petitcom_mkII/index/2/date/desc

UX_CHRED を使って画像を修正しました。

上の画像は CHR データを UX_CHRED で表示した状態です。UX_CHRED は、SPRITE や BG 用のキャラ画像をつくる純正の CHRED にはない高機能なツールです。

プログラムの変数、SPMAXを書き換えることで猫の数を変更できますが、猫の衝突処理や実行中に猫の数を変更できるようにすると面白いかもしれません。