【コラム】OS X ハッキング! 第219回 噂の「Apollo」でSafariを発見 (MYCOMジャーナル)

Apolloのランタイムは、OS Xの場合/Library/Frameworksに「Adobe Apollo.framework」としてインストールされる。その内部にはさらにいくつかのフレームワークが配置され、その名も「ApolloWebKit.framework」に「WebCore.framework」、そして「JavaScriptCore.framework」。WebCore.frameworkに含まれるInfo.Plistを調べると、CFBundleIdentifierに「com.apple.WebCire」、CFBundleGetInfoStringに「Apple Computer, Inc.」とあることから、Safariと同じWebCoreの技術が利用されていることは確実だ。

一方のWindowsだが、Program Files?Common Files?Adobe Apolloフォルダ以下の内容を調べたところ、ApolloWebKit.dllなるライブラリを発見。マルチプラットフォーム対応をうたうApolloのこと、コードベースが同じことは予想通りだが、Windows版Safariは未発表 — コミュニティベースのSwiftはあるが — ということを考えると興味深い。こちらのUser Agentも、Windowsである点を除けばOS Xと同じ(AppleWebKit/420+、Safari/419.3)。User AgentがSafariすなわちMacユーザという図式は、Apolloの登場で変わるかも?

Windows 上で WebKit が利用されているのは興味深いですね!

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