PC-G850V と Mac の送受信

PC-G850V と Mac の送受信方法を説明した文章

pc-g850v.zip [ http://kyoshiaki.sakura.ne.jp/osx/pcg850v.html ]

を公開します。jerm のパッチも同封しています。

usleep が意味があるのか自信がありませんが!何とか動作しているようです。

月に1回ほど魔が差して PC-G850V のマインスイーパーを楽しむことがあります。

いつものように PC-G850V の電源を入れ、遊ぼうとするとエラーがでました。ファイルが壊れているようです。
マインスイーパーのソースはパソコン上にあります。以前は iMac G5jerm を利用して転送していました。

今回 InteliMac で改造した jerm をコンパイルしてみました。うまく動作するようです。
試しにパッチを作ってみました。パッチを作ったのが初めてなので自信がありませんが、何とかなっているようです。

追記。最近では ‘サンハヤト【CT-441】ポケコンUSBアダプター’ という便利なものがあるようです!

Wordbook2

前回の日記で宣言したように VMware について書くつもりでいたのですが、今回は Wordbook2 に関する内容です。

2007/12/09 [ id:KYoshiaki:20071209 ] で書いたように、Universal Binary 化した Wordbook.mdimporter は正しく動作しませんでした。 Wordbook で作成した書類に UTI*1 が宣言されていないとだめなようです。 UTI は、小文字で宣言するみたいです。

折角なので Wordbook を作り直してみました。機能も少し追加しました。いずれ Wordbook2 として公開する予定です。

ついでに Spotlight Importer だけでなくQuick Look にも対応してみました。

まず最初に

Quick Look Programming Guide: Introduction to Quick Look Programming Guide
http://developer.apple.com/documentation/UserExperience/Conceptual/Quicklook_Programming_Guide/Introduction/chapter_1_section_1.html

を読みました。

Thumbnail、Preview の違いは、Thumbnail が Finder 上の Cover Flow で表示されるそれぞれの画像で、Quick Look アイコンをクリックするかスペースバーを押すと表示される画像やファイルが Preview のようです。あまり自信がありませんが!

早速作成してみました。Xcode で新規プロジェクトQuick Look Plug-In を選び、Cocoa.framework、CoreFoundation.framework を追加しました。言語に Objective-C を利用したいので、作成されるファイルの拡張子を m に変更しました。

GenerateThumbnailForURL.m
GeneratePreviewForURL.m

HTML を利用して Preview したいので

Quick Look Programming Guide: Generating Enriched HTML
http://developer.apple.com/documentation/UserExperience/Conceptual/Quicklook_Programming_Guide/QLDynamicGeneration/chapter_7_section_3.html#//apple_ref/doc/uid/TP40005020-CH15-SW2

を参考にコードを追加しました。

Quick Look Programming Guide: Project Configuration
http://developer.apple.com/documentation/UserExperience/Conceptual/Quicklook_Programming_Guide/QLProjectConfig/chapter_4_section_3.html#//apple_ref/doc/uid/TP40005020-CH5-DontLinkElementID_9

を参照して Info.plist を設定するとWordbook2 の書類を Quick Look で表示できるようになりました。

また、 Xcode で ‘ビルドして進行’ を選ぶと Preview するように

Quick Look Programming Guide: Debugging and Testing a Generator
Quick Look Programming Guide: Debugging Facilities
http://developer.apple.com/documentation/UserExperience/Conceptual/Quicklook_Programming_Guide/QLDebugTest/chapter_11_section_2.html#//apple_ref/doc/uid/TP40005020-CH14-SW3

を参考に Xcode のメニュー ‘プロジェクト/新規カスタム実行可能ファイル…’ を選択して、設定しました。

引数は

-p -c jp.koyama.wordbook2.ywrd2 -g QuickLookWordbook2.qlgenerator "$(SRCROOT)/Sample1.ywrd2"

としました。

Wordbook2 の書類 Sample1.ywrd2 の UTI を確認するには

/Wordbook2 $ mdimport -d2 Sample1.ywrd2
(Info) Import: Import '/Users/XXXX/Wordbook2/Sample1.ywrd2' type 'jp.koyama.wordbook2.ywrd2' 

のように mdimport コマンドで確認できます。

Quartz 2D Programming Guide: Introduction to Quartz 2D Programming Guide
http://developer.apple.com/documentation/GraphicsImaging/Conceptual/drawingwithquartz2d/dq_intro/chapter_1_section_1.html#//apple_ref/doc/uid/TP30001066-CH201-TPXREF101

は、まだ読んでいる途中ですが、参考になると思います。私の英語の読解力は乏しいので、間違ったことを言っている可能性もあります。

最後に Xcode で ‘ビルドして進行’ を実行した画像を添付しておきます。

追記。すでに日本語に翻訳したものがありました。

Quick Lookプログラミングガイド: Quick Lookプログラミングガイドの紹介
http://developer.apple.com/jp/documentation/UserExperience/Conceptual/QuickLook_Programming_Guide/Introduction/chapter_1_section_1.html#//apple_ref/doc/uid/TP40005020-CH1-DontLinkElementID_14

*1:Uniform Type Identifier

Chessmaster 9000

たまに米国のアップルサイトを覗きます。たまたまダウンロードサイトに、Chessmaster 9000 の紹介記事 (下記 URL) を見つけました。

Apple - Downloads - Chessmaster 9000 - Demos & Updates
http://www.apple.com/downloads/macosx/games/demos_updates/chessmaster9000.html

チェスについては駒の動きとルールぐらいしか知りませんが、以前から興味を持っていました。書籍も何冊か購入したことがあります。

また Chessmaster シリーズは初心者にとってもチュートリアルが充実しているという噂を聞いています。

Universal Binary ではありませんし、英語版ですが、ぜひ欲しくなりました。米国アップルストアでは販売しているようですが、日本への発送には対応していないようです。日本のアップルストアでは残念ながら発売していません。

それで直接会社のホームページにアクセスしてみると

Feral Interactive
http://www.feralinteractive.com/?language=japanese
Feral Interactive : Chessmaster 9000
http://www.feralinteractive.com/?game=chessmaster9k

日本語表示にも対応しています。販売もしているようです。それで Chessmaster 9000 を注文してみました。

値段は 6000 円です。クレジットカードは Visa、Master に対応しているようです。

発送のメールの後、5日後に AIR MAIL で届きました。

DVD には、英語版とフランス語版のフォルダがあるみたいなので、英語版のフォルダをアプリケーションフォルダにコピーしました。後はマニュアル通りです。

残念なのが、コピープロテクトのためか、Chessmaster 9000 を起動するたびに Chessmaster 9000 の DVD をドライブに挿入する必要があります。

プレイヤーを作成、ログインし、CLASSROM の Classroom Curriculum / Beginning / Your First Chess Lesson を試してみました。本当に親切に解説してあります。もちろん英語ですが、そんなに難しい単語もないと思います。辞書で調べれば理解できるはずです。

ただ Quiz の解答で駒を連続して動かすときに、Good. Keep going. と Chessmaster 9000 が発音している間に、駒を動かすとクラッシュしました。Good. Keep going. と発音された後、カーソルが手の形に変わってから、駒を動かす必要があるようです。

GAME ROOM で Rating の低いコンピュータプレイヤーと対戦してみました。勝利しましたが、私が弱すぎます。

将棋も初心者並みで、xshogi でちょうどいいのですが、Mac OS X 付属のチェスソフトに、勝てるぐらいにはなりたいですね!道のりは長そうですが!