第2世代 iPod touch 32GB

注文していた第2世代 iPod touch 32GB が、2008/10/11(Sat) に到着しました。

あらかじめダウンロードしておいた無料アプリケーションとネットで調べておいた良さそうな有料アプリケーション、下記の5つを購入して iPod touch 32GB と同期しました。

ウィズダム英和・和英辞典
カテゴリ/レファレンス
\2800
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewSoftware?id=284350526&mt=8
i英辞郎
カテゴリ/レファレンス
\1000
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewSoftware?id=291232656&mt=8
MobileStudio
カテゴリ/仕事効率化
\230
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewSoftware?id=286746714&mt=8
Air Sharing
カテゴリ/仕事効率化
\800
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewSoftware?id=289943355&mt=8
駅探エクスプレス(乗り換え案内)
カテゴリ/旅行
\350
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewSoftware?id=290730714&mt=8

私にとっては、英和・和英辞書は、i英辞郎で十分です。例文・略語にも対応しています。発音には対応していませんが、動作速度は快適です。ウィズダム英和・和英辞典 は、発音を聞くことができます。

iMaciPod touch とのファイルの送受信用に、MobileStudio、Air Sharing を購入してみました。
基本的に iPod touch のアプリケーション、例えば MobileStudio で受信したファイルは、Air Sharing などの他のアプリケーションでアクセスできません。それぞれ MobileStudio、Air Sharing アプリケーションごとに画像表示、PDF表示、テキスト編集、音声再生などの機能が必要になります。

MobileStudio、Air Sharing 両方ともファイルの送受信は正しく動作しました。

MobileStudio で iMac から PDF書類を転送後、PDF書類を閲覧中に iPod touch がフリーズして動作しなくなりました。Sleep/Wake ボタンと Home ボタンを同時に押してリセットしました。Air Sharing の方が安定しているようです。

また Safari でロードが終了しても Network activity Indicator が回転し続けるようになってしまいました。いろいろ試してのですが、結局、Sleep/Wake ボタンを長押しし、電源を落として、再起動すると症状は出なくなりました。

拙作 2ch Script version 0.2 [ http://kyoshiaki.sakura.ne.jp/osx/tiger.html#2cs02 ] を試してみました。以前は Firefox 上でしか正しく動作しなかったのですが、Safari で問題なく動作します。そこで 2ch Script version 0.2 の Web共有 を使って iPod touchSafari でスレッドを閲覧してみました。見づらいですね。そこで iPhone 用に修正してみました。

基本的な仕組みは、有名な iPhone 用の Web アプリケーション 2ch ブラウザを参考にしました。ただし、iPhone でしか閲覧できないようになっています。

私は OmniWeb を所有しています。ツールバーの ‘サイト環境設定’ ボタンを押し、表示されたウインドウのタブ ‘〜の環境設定’/’その他’ の ‘サーバーなどに認識させる自称名:’ で ‘iPhone Safari 3.1.1 (v525.20)’ を選択して、ページを再読み込みすると正しく表示されました。

追記. 2008/10/29) Safari でも メニュー ‘Safari/環境設定’ から詳細タブを選び、’メニューバーに”開発”メニューを表示’ にチェックを入れると、OmniWeb のように、メニュー ‘開発/ユーザーエージェント’ で ‘Mobile Safari 1.1.3 iPhone‘ / ‘Mobile Safari 1.1.3 iPod touch‘ を設定できます。

後は HTML、CSS のソースを表示して参考にしました。下記は私が書いたソースの一部分です。

------------ dat_html.js ------------
function init() {
if (navigator.userAgent.toLowerCase().indexOf('iphone') == -1) {
dirname = "dat_html.css";
} else {
dirname = "iPhone_dat_html.css";
document.write("<meta name='viewport' content='width=320px, user-scalable=no' />")
 }
sheet = "<link rel='stylesheet' type='text/css' href='./" + dirname + "'>";
document.write(sheet);
}
-------------------------------------
-----  iPhone_dat_html.css -----
html {
word-break: break-all;
font-size:13px;
}
div.header {
padding: 5px;
margin-top: 15px;
background: #cccccc;
border: 1px solid  #999999;
}
div.res {
padding: 5px;
margin-top: 5px;
margin-left: 5px;
margin-bottom: 20px;
}
-------------------------------------

ただし、viewport などについての詳細は

Apple Developer Connection - Web Apps Dev Center
http://developer.apple.com/webapps/

で学びました。

また、HTML、DOM、JavaScript

Main Page - MDC
https://developer.mozilla.org/En

を参考にしました。

まだ、表示できるだけで、ドキュメントも書いていないので公開は先になりそうです。時間もなかなか取れないので!(ただし 2ch Script version 0.2 [ http://kyoshiaki.sakura.ne.jp/osx/tiger.html#2cs02 ] を利用している人がいるとは思いませんが!)

最後に iPod touchSafari で閲覧している画像を付けておきます。

たのしいCocoaプログラミング[Leopard対応版]

Apple - September 2008 Special Event
http://events.apple.com.edgesuite.net/0809dt4bs89/event/index.html
Apple Keynotes (iTunes Podcast)
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=275834665

Apple – September 2008 Special Event で iPod シリーズが一新されましたね!

私は、古い第4世代 iPod をいまだに使用しています。iPod nano にも少し興味があります。

以前にも、ブログに書いたように、私の利用方法だと iPhone より iPod touch が最適です。早速、アップルストアで iPod touch 32GB を注文しました。出荷予定日 は 2008/10/10(Fri) です。楽しみです。

話は変わりますが、

を購入しました。Mac 関連のプログラミング本は、ほとんど購入しています。暇を見つけて二日ぐらいかかって読み終えました。Mac でプログラミングしようと思っている人が、最初に購入する日本語で解説されている本としては最適だと思います。

Part 2 Lesson 5
チュートリアル:Hello World!
5-7 アウトレットとアクションの接続

で説明されているアウトレットとアクションの接続方法以外にも、Inspector Panel を使った方法があります。詳細は Inteface Builder Version 3.1.1 (672) (最新バージョンは iPhone SDK に含まれています。) の Help メニュー から Inteface Builder Help を選んでください。

Interface Builder User Guide
Connections and Bindings
Creating and Managing Outlet and Action Connections
Making Connections Using the Inspector

に説明があります。Creating and Managing Outlet and Action Connections を読めば Connection についての知識としては十分だと思います。

また

Part 4 Lesson 11
チュートリアル:RSSリーダ

は、ソースについての説明は

Part 4 Lesson 15
XML と RSS
Part 4 Lesson 16
テーブルビュー

などで出てきますが、ソースについて一行一行の説明とそれぞれ利用しているクラスの説明があるといいなと思いました。Part 4 Lesson 11 で、つまずく人が一番多いと思います。とにかく、クラス名

NSURL
NSXMLDocument
NSXMLNode
NSTableView

Xcode のメニュー ‘ヘルプ/製品ドキュメント’ を選択し、検索してください。Class Reference を見つけたら、Companion guide のリンクをクリックして内容を理解していけば良いと思います。

NSURL場合

NSURL Class Reference
http://developer.apple.com/documentation/Cocoa/Reference/Foundation/Classes/NSURL_Class/Reference/Reference.html

Companion guide の URL Loading System

URL Loading System: Introduction to the URL Loading System
http://developer.apple.com/documentation/Cocoa/Conceptual/URLLoadingSystem/URLLoadingSystem.html

です。

Xcode のヘルプは検索などは便利ですが、体系的に理解するには

Apple Developer Connection
http://developer.apple.com/

にログインして Safari で見たほうが、ドキュメントの画面の占有率も広いですし、理解しやすいと思います。

また、フレームワークのクラスの説明は、古い書籍も参考になります。ただし、最新の環境 Mac OS X Leopard などでは、以前利用されていたメソッドが推奨されないメソッドになっている場合があるので注意してください。

私が持っている本で参考になったものを何冊か挙げておきます。入手困難な本もあります。

Cocoa Life Vol.1 ~ Cocoa Life Vol.4
Cocoa勉強会(関東)
http://www.cocoa-study.com/
Cocoa本インフォメーション
http://www.cocoa-study.com/book/

後、NSXMLDocument を理解すれば、Amazon から REST を利用してデータを取ってくることも簡単にできます。REST というと大げさですが、URL を使った簡単な仕組みです。
拙作、BookLibrary [ http://koyama-.cool.ne.jp/tiger.html#bl02 ] 、CDJacket [ http://koyama-.cool.ne.jp/tiger.html#cdj01 ]、DVDjacket [ http://koyama-.cool.ne.jp/tiger.html#dvj01 ] などのようなアプリケーションでも利用しています。Booklibrary などは作ってみると楽しいと思います。

拙作 OpenURLHatenaRSS [ http://koyama-.cool.ne.jp/tiger.html#opu01 ] も

Part 4 Lesson 11
チュートリアル:RSSリーダ

と同じ仕組みです。私が公開しているフリーウェアはソースも公開しています。きれいなソースではありませんが、よかったら参考にしてください。

Yoshiaki's HomePage
http://koyama-.cool.ne.jp/

Learning Python

Apple - QuickTime - WWDC 2008 Keynote
http://events.apple.com.edgesuite.net/0806wdt546x/event/index.html
iTunes Store Podcast - WWDC 2008 Keynote Adress
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?i=26717006&id=275834665

ちょっと遅れましたが、WWDC 2008 基調講演 (Podcast版) を iTunes でダウンロードして見ました。iPhone SDKにも挑戦しているので、iPhone はぜひ購入したいですね!

話は変わりますが、書籍

詳解 Objective-C 2.0

詳解 Objective-C 2.0

を購入しました。

以前、発売されていた

Objective-C Mac OS Xプログラミング

Objective-C Mac OS Xプログラミング

Objective‐C―MacOS Xプログラミング入門

Objective‐C―MacOS Xプログラミング入門

の2冊も持っています。

私は、以前説明されていた重複箇所は読んでいません。おおまかに

CHAPTER 6 ガーベジコレクション
CHAPTER 11 プロコトル
11-04 高速プロコトルと列挙子
CHAPTER 12 宣言プロパティとアクセサ

を読みました。特に11章の ‘高速列挙の実装例’ は大変参考になりました。基本的に

The Objective-C 2.0 Programming Language: Introduction to The Objective-C 2.0 Programming Language
http://developer.apple.com/documentation/Cocoa/Conceptual/ObjectiveC/Introduction/chapter_1_section_1.html

を読んで理解していることが正しいのか、確認に利用しました。日本語の資料は貴重なので、持っていて損しないと思います。

また、以前ブログ [ id:KYoshiaki:20080413 ] で書いたように

Practical Common Lisp (Books for Professionals by Professionals)

Practical Common Lisp (Books for Professionals by Professionals)

を読んでいる途中だったのですが、前々から Python に興味があったので、洋書

Learning Python

Learning Python

を購入してみました。Python に関しては

みんなのPython

みんなのPython

を読んだ知識しかありませんし、ほとんど忘れてしまいました。

Learning Python (asin:0596513984) は基本を学ぶには最適な本だと思います。

みんなのPython (asin:479733665X) では理解できなかった while 文の else の動作が理解できました。(他の言語では、あまり見かけない動作です。)

while :

if : break
if : continue
else:

の条件が False になり while ループから抜ける時に が実行されます。
が True で break した後 while ループを抜ける場合は は実行されません。

インタラクティブシェル (対話型シェル) を利用して、試すと

>>> x=5
>>> while x:
...     print x
...     x=x-1
... else:
...     print 'exit'
...
5
4
3
2
1
exit
>>> 
>>> x=5
>>> while x:
...     print x
...     x=x-1
...     if x==2: break
... else:
...     print 'exit'
...
5
4
3
>>>

のような動作になります。同様に for 文にも else があります。

また、何度も object reference、変更可能 (mutable)、変更不可能 (immutable) の違いを説明されます。

例えば、インタラクティブシェル (対話型シェル) を使って説明すると

>>> L = [1, 2]
>>> M = L
>>> L = L + [3, 4]
>>> L, M
([1, 2, 3, 4], [1, 2])
>>> 

ここで
L = L + [3, 4]
は、L = [1, 2] + [3, 4] となり、L に新しく作成したオブジェクト [1, 2, 3, 4] を割り当てています。
その結果
L = [1, 2, 3, 4]
M = [1, 2]
になります。

>>> L = [1, 2]
>>> M = L
>>> L += [3, 4]
>>> L, M
([1, 2, 3, 4], [1, 2, 3, 4])

この場合 L += [3, 4] は L、M が参照しているオブジェクトに [3, 4] を追加しているので L、Mの結果は同じ [1, 2, 3, 4] になります。下の append、extend を利用した例も同じ動作です。

>>> L = [1, 2]
>>> M = L
>>> L.append(3)
>>> L.append(4)
>>> L, M
([1, 2, 3, 4], [1, 2, 3, 4])
>>> L = [1, 2]
>>> M = L
>>> L.extend([3, 4])
>>> L, M
([1, 2, 3, 4], [1, 2, 3, 4])
>>> 

Learning Python (asin:0596513984) は暇を見つけて、こつこつ読んでいます。現在、420 ページほど読みました。Practical Common Lisp (asin:1590592395) は最後まで読んでいませんが、Learning Python (asin:0596513984]) は読破したいですね!