TurboGears×Python (LLフレームワークBOOKS)
- 作者: 柴田淳
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2007/03/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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興味があったので購入してみました。Python については、みんなのPython : asin:479733665X を読んだ程度の知識しかありません。TurboGears×Python にも簡単な Python についての説明があります。
以前、Ruby on Rails に挑戦したことがあるので、TurboGears の理解もしやすかったです。サンプルも http://www.webcore.co.jp/techinfo/python/tgbook/ からダウンロードできます。
インストールの方法についても環境別に詳しく説明されています。簡単に紹介しておきます。これが正しいのかあまり自信はありません。
1) Python 2.4.4 のインストール
Python標準リリース http://www.python.jp/Zope/download/pythoncore
から python-2.4.4-macosx2006-10-18.dmg をダウンロードしてインストールする。/usr/local/bin を PATH に通す必要があります。
2) TurboGears のインスト−ル
TurboGears: Front-to-Back Web Development http://www.turbogears.org/ Download TurboGears http://www.turbogears.org/download/index.html
から、ファイル tgsetup.py をダウンロードして、ターミナル上でコマンド
$sudo python2.4 tgsetup.py
を実行してインストールする。
3) pysqlite のインストール
pysqlite - pysqlite - Trac http://initd.org/tracker/pysqlite/wiki/pysqlite
Latest 2.x version (2.3.3) の下 sources をクリックして pysqlite-2.3.3.tar.gz をダウンロードしてください。Finder 上で pysqlite-2.3.3.tar.gz をダブルクリックして展開し、展開したフォルダにターミナル上で移動、コマンド
$sudo python.2.4 setup.py install
を実行してください。(Mac OS X の開発環境 Xcode が必要かもしれません。) 正しくインストールされるはずです。(ez_setup.py*1 を利用する方法もあるようです。)
これで TurboGears のインストールは完了です。私の動作環境は Mac OS X 10.4.9 ビルド 9P135 上です。
4) サンプルを試す。
書籍「TurboGears×Python」のサンプルコード ― Webcore株式会社 http://www.webcore.co.jp/techinfo/python/tgbook/
それぞれの章の ‘もっと読む’ をクリックするとダウンロードページが表示されます。’ファイルのダウンロードはここをクリック’ をクリックしてダウンロードしてください。
4-1) tg-admin toolbox
Safari 上だとツールボックスの CatWalk を使ってデータを入力できないようです。Safari の環境設定、’一般’/’デフォルト Web ブラウザ : ‘ で Firefox を選択してください。(メニューに Firefox がない場合はインストールしてください。)
4-2) 3章にて紹介の掲示板アプリ
Finder 上でtgbbs.zip を展開し、展開したフォルダ tgbbs にターミナル上で移動します。まず最初にモデルに合わせてデータベースにテーブルを作成する必要があります。下のコマンドをターミナル上で実行してください。
$cd tgbbs $tg-admin sql create
ファイル devdata.sqlite が作成されるはずです。
次のコマンドを実行してプロジェクトを起動します。
$python2.4 start-tgbbs.py
Firefox で次の URL
http://localhost:8080/show_form または http://127.0.0.1:8080/show_form
にアクセスし、掲示板に書き込んでください。実行 ボタンを押すと下の URL でリストが表示されます。
http://localhost:8080/ または http://127.0.0.1:8080/
4-2) 5章にて紹介の予定共有アプリ/非Ajax版
3章と同様に tgcal_noajax.zip を展開し、ターミナル上でフォルダ tgcal_noajaxに移動し、データベースにテーブルを作成します。
$cd tgcal_noajax $tg-admin sql create
インタラクティブシェルを起動し、ユーザーを入力する必要があります。
$tg-admin shell (CustomShell) >>> u = User(user_name='sample', email_address='sample@foo.com', display_name='sample', password='sample') >>> 'Use Ctrl-D (i.e. EOF) to exit.' >>> Do you wish to commit your database changes? [yes]
上のようにユーザー (ユーザー名 ; sample 、パスワード : sample) を作成します。 Ctrl-D でシェルから抜けることができます。データベースに反映するか聞いてくるのでリターンキーを押してください。
次のコマンドを実行して、プロジェクトを起動します。
$python2.4 start-tgcal.py
http://localhost:8080/ または http://127.0.0.1:8080/ に Firefox でアクセスしてください。
User Name : sample、Password : sample を入力し、ログインしてください。
詳細は TurboGears×Python : asin:4774130567 140 ページを参考にしてください。
4-3) 5章にて紹介の予定共有アプリ/Ajax版
‘4-2) 5章にて紹介の予定共有アプリ/非Ajax版’ と同様に実行してください。
*1:http://docs.turbogears.org/1.0/InstallMac