ブログの更新が随分遅れましたが、Leopard がプレインストールされた Intel iMacを待ちきれず、2007/11/07(Wed) に Intel iMac (24インチ 2.4Ghz 2GBメモリ) をアップルストアで注文しました。
2007/11/14(Wed) に到着しました。
1. インストール
付属の ‘Mac OS X Leopard インストール DVD’ で ‘消去してからインストール’ を選び、Leopard をインストールした後、’Mac OS X Tiger インストール DVD’ から ‘Install Bundled Software Only.mpkg’ をダブルクリックして iLife をインストールしました。
2. Time Machine
Time Machine 用に Amazon で ‘IO-DATA の FireWire 400 対応ハードディスク’ を購入しました。
I-O DATA USB2.0/1.1&IEEE1394対応 外付型セキュリティハードディスク 500GB HDH-SUE500
- 出版社/メーカー: アイ・オー・データ
- 発売日: 2005/10/30
- メディア: Personal Computers
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このハードディスクは、電源のスイッチを auto にすると、iMac の電源を ON/OFFするだけで、自動的にハードディスクの電源の入力が切り替わります。大変便利です。ハードディスクの書き込む時にガリガリ鳴る音が心配ですが!
ハードディスクは、’Mac OS 拡張 (ジャーナリング) ‘ でフォーマットし直しました。
3. アプリケーション
EGWORD 14 は egword Universal 2 にバ−ジョンアップし、『パワーアップキット for Leopard』を適用しました。
普段利用しているアプリケーション
は何の問題もなく動作しました。
4. 自作アプリケーション
自作のアプリケーションで普段利用している
YKBookmarks、OpenURLHatenaRSS、YKCalendar、StripToString、HatenaDiaryAssistance、PocketLauncher、Shogiban2、2chScriptMenu、Search2chBBS
は Universal Binary なので、問題がありませんでした。
YKClock、YKEyes、YKExplorer、IndexView2、DateMaker、LooseLeaf
は PowerPC 版ですが動作には問題がありませんでした。
NSService、Wordbook.mdimporter は動作しませんでした。
5. Universal Binary 化
‘Mac OS X Leopard インストール DVD’にある XcodeTools.mpkg をダブルクリックして Xcode 3.0 Developer Tools インストールし、Xcode 3.0 を利用して、上記の PowerPC 版アプリケーションを Universal Binary に作り直しました。
Xcode で Universal Binary 化するには、プロジェクトを開いてから、メニュー ‘プロジェクト/すべてのターゲットをネイティブにアップグレード’ を選択しないとUniversal Binary 化できないようです。
Xcode 2.0 User Guide (Legacy): Converting a Project Builder Target http://developer.apple.com/documentation/DeveloperTools/Conceptual/XcodeUserGuide20/Contents/Resources/en.lproj/bs_targets/chapter_29_section_7.html
簡単に Universal Binary 化を説明します。 (私が公開してるフリーウェアを Universal Binary 化する場合)
a) 設定
プロジェクト名をクリックして、 Option キーを押したまま メニュー ‘ファイル/情報を見る(インスペクタ)’ を表示
‘一般’ タブを選択
‘ターゲット SDK を使用したクロス開発’ で ‘Mac OS X 10.4 (Universal)’ を選択
‘ビルド’ タブを選択
構成メニューで ‘Deployment’ を選択
テーブルから ‘アーキテクチャ‘ をクリックして選択、Tab キーを押すと ‘値’ を編集できるようになります。$(NATIVE_ARCH) と表示されますが ppc i386 と入力して変更してください。
Xcode 3.0 Release Notes http://developer.apple.com/releasenotes/DeveloperTools/RN-Xcode/index.html Summary of New Features Build System Improvements New Architectures sheet for 32- and 64-bit building
に詳しく解説されています。
b) ビルド
メニュー ‘プロジェクト/アクティブなビルド構成を設定/Deployment’ を選択し、メニュー ‘ビルド/ビルドと実行’ で Universal Binary 化できます。
Universal Binary 化するとPowerPC 版でも動作した YKClock、YKEyes、YKExplorer、IndexView2、DateMaker、LooseLeaf はもちろん問題がありませんでした。
PowerPC 版では動作しなかった NSService を Universal Binary 化すると動作するようになりました。
7. Wordbook.mdimporter
Wordbook.mdimporter は Universal Binary 化しても、正しく機能しません。
Wordbook.mdimporter 内で定義した ‘拡張子が ywrd のファイルの UTI をjp.koyama.Wordbook.ywrd とする宣言’ をシステムが認識していないのが原因のようです。何とかならないか試行錯誤している段階です。
それと、ほとんど利用している人もいないと思うので、上記の Universal Binary 化したアプリケーションを公開したほうが良いか悩んでいます。
8. Xcode のメニュー英語化
後、Xcode のメニューを英語に変更したい場合は Finder 上で Xcode をクリックして選択し、右クリック (Control + 左クリック) で ‘情報を見る’ を選び、言語の ‘日本語’ のチェックを外してください。
9. xshogi.app
xshogi.app もUniversal Binary 化には成功しました。動作には問題がないのですが、完全に Leopard に対応できていません。
10. 2ch Script version 0.2
また、拙作 2ch Script version 0.2 も問題なく動作するのですが、デフォルトではターミナルに表示される文字が汚いと思います。
フォントを’Monaco 11 pt.’ に指定し、’テキストをアンチエイリアス処理’ にチェックを入れてください。
11. VMware Fusionバージョン 1.1
Intel iMac を手に入れたらぜひ試したかった ‘VMware Fusionバージョン 1.1′ を
Buy VMware Fusion, VMware Workstation and More Virtualization Products - VMware http://www.vmware.com/vmwarestore/
で購入しました。値段は 9,003円 (VMware Inc. 現地通貨金額 79.99 USドル) でした。
Windows XP を利用したかったので Amazon で
Microsoft Windows XP Professional Service Pack 2 通常版
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を購入し
Kaspersky Internet Security 7.0 優待版
を
Just MyShop − ジャストシステム直営ECサイト − https://www.justmyshop.com/app/mypage/doc/index.html?w=cojp_wtp01
で購入しました。
すべて VMware 上で正常に動作しています。詳細は次回に書きたいと思います。画像を添付して置きます。